第38期テーマ

11月テーマ「メルシーMerci」

会長挨拶

皆様 こんにちは

 

 会長挨拶と来賓紹介をさせていただきます。

今日のプログラムは、プログラム教育委員長の五十嵐さんが、ずっと大切に温めて来られた「朗読の実践と評価」です。

 先日 私は、内容も知らずに友人に誘われるままに「甚九郎稲荷物語」という創作劇に参りました。すると今日の講師のフリーアナウンサー遠藤寛子様が着物姿で楚々と舞台に出て来られ、語り部をされました。凛として強い語りに、私はあっと言う間に宇喜多秀家の時代に連れていかれ、佐久間甚九郎や白狐の世界に居ました。宇喜多家再興を願うそれぞれの思いに胸がいっぱいになり、帰りに甚九郎稲荷神社に参って帰りました。

 

少し前、ウルグアイの大統領ムヒカさんが、国連リオ会議で、大国首脳のスピーチが終わる都度、退席者が続き、残り少なくなった聴衆に向かって、最後の登壇者として、小国の世界一貧しい大統領の彼が話したスピーチが話題になりました。

「貧しい人とは、少ししかもっていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことです。」「私は持っているもので贅沢に暮らすことができます。」沢山の名言を残しました。私たちは、私たちの持っている声で、みんなを幸せにしたり、感動させたり、地域や時代を超えて素晴らしい世界に連れいってあげることもできます。

 

今日の皆様の朗読で心豊かな時間を共に過ごしたいと思います。 メルシー。            終わります。