第38期テーマ

2月テーマ「グラッツィエ」Grazie

会長挨拶

 

お客様 会員の皆様 こんにちは! 

2月の行事と言ったら節分とバレンタインデーです。施設のお年寄りには、バレンタインデーは余り馴染みがなく、節分です。甘く柔らかな甘納豆を、鬼に扮した職員にぶつけたり食べたりご自身も鬼の仮装をされたりして遊んでいらっしゃいました。この頃は嚙み切りやすい板海苔ができていて、それで巻いた恵方巻を、完食されていました。

私達も、小さな頃 あまりバレンタインデーって聞きませんでしたよね。

バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代に遡ります。2月14日は家庭と結婚の神 ユーノーの祝日でした。当時若い男たちと女たちは別に生活しており、祭りの前日女たちは、自分の名札を桶に入れ、翌日男たちはそれを引き、そこで出来た二人が、祭りの間一緒にいて、そのまま恋に落ち結婚する風習でした。時の戦争好きの皇帝が、兵士の士気にかかわると結婚を禁止しました。キリスト教司祭ウァレンティヌスは、秘密裏に兵士たちを結婚させていました。皇帝に屈せず、捕らえられ2月14日に処刑されました。2月14日は、「恋人たちの日」となりました。日本版バレンタインデーは、製菓業界の販売促進のため昭和11年神戸モロゾフ製菓が「あなたのバレンタイン(愛しい人)にチョコレートを送りましょう」と広告を掲載し、昭和33年にメリーチョコレートカムパニーが「一年に一度、女性から愛を打ち明けてもいい日」というキャッチコピーで仕掛けられました。昭和40年ころから1大ブームになり年間消費量の2割がこの日に消費されています。本命チョコ・義理チョコ この頃は女性同士の友チョコ・自分へのご褒美の自分チョコと形を変えていっています。

今年は、お世話になっている大切な人に、ちょっと気取って、グラーツィエと書いて添えてチョコレートを贈りましょう。         

 

終わります。    グラーツィエ